リバウンドせずに1ヵ月で痩せるには?【その2】

ダイエット

今回は前回のリバウンドせずに1ヵ月で痩せるには?【その1】の続きで健康的に1ヵ月で痩せるために目安となる食事量や運動について詳しくお伝えしていきます。

 

年齢によって必要なエネルギーは変わってくる‼

まずは食事量について。

『5年前までは体重が増えることはなく、食事も何も変わっていないのに最近じわじわとお腹周りに脂肪がついてきた。』

こう感じる50代の方はたくさんいらっしゃいます。

これは年齢によって1日に消費するエネルギー(基礎代謝量)が減ってきているため。

そもそも基礎代謝量(生命を維持するために最低限必要なエネルギー代謝量)は年齢によって変わり、女性なら生まれて間もない頃は体重1㎏あたり59.7㎉に対し中学生くらいになると29.8㎉、30代から40代の頃には21.7㎉、50代に入ると20.7㎉になります。

『年齢とともに代謝が落ちる』というのは仕方がないことなのです。

そしてこれを基にして実際に1日にどのくらいエネルギーが必要なのか?という『推定エネルギー必要量』というものが設定されています。

それがこちら↓↓↓

もちろん、身長や体重などによっても必要量は変わりますがこれが目安となります。

気付いてほしいのは『50代に入ると40台と比べて1日の必要量が100㎉減っている』ということ。これは30代、40代の食生活を続けていたら1年で100㎉×365日=36,500㎉を余分に摂ってしまっていることになる。ということです。

以前の記事、脂肪3㎏を落とすにはでお伝えした通り、脂肪1㎏は7,200㎉。ということは36,500㎉÷7,200㎉=5.06。

要するに30代、40代と同じ食事を続けていたら1年で約5㎏の脂肪がついてしまう計算です。1日100㎉でもそれが1年分だとこんな大きな差になります。

だからと言って食べたもののカロリーばかり気にしたり、我慢して食べる量を減らすのも反ってストレスとなりダイエットの妨げになってしまいます。

『年齢とともに必要なエネルギーは少なくなる』というのは知識として頭の隅に入れておく程度でOKなので、減らすことよりもちょっとだけ調理法や使う食材の工夫をして『満足感はあるけどカロリー控えめ』な食事を日々心がけましょう(^^)

関連記事はこちら⇒最近、久しぶりに体重を測ったら5㎏増えていた人へ

 

1ヵ月で痩せるためにはどんな運動が効果的か?

理想を言えば20歳以降筋肉量は減少していくのでスクワットなどの筋トレや脂肪燃焼効果の高いウォーキング、水泳など定期的に続けていくことが望ましいのですが実際運動がそれほど好きではない人やそもそも運動の習慣がない人にとって継続するのは難しいと思います。

何より大切なのは運動習慣を継続すること。張り切ってジムに入会しても3日坊主で終わってしまっては意味がありません。

普段の生活の中でもちょっとの意識でエネルギー消費量をUPする機会はたくさんあります。いくつか紹介するので自分のライフスタイルに取り入れやすいことから始めて日課にしていきましょう。

  • 朝起きたら思い切り背伸びをする
  • 歯磨きの時にかかとの上げ下ろしや片足立ち
  • 通勤や買い物で歩く時間を増やす
  • 座っているときはお腹に力を入れて背筋を伸ばす
  • いつもより大股で歩く
  • エスカレーターより階段を使う
  • 立っているときに内ももとお尻に力を入れる
  • 座っているときは脚を閉じる
  • お風呂の中でウエストねじり
  • 寝る前にストレッチ

1つ1つはそれほどの運動ではありませんがこういったことを毎日積み重ねることで必ず体は変わっていくし、思いついた時にだけたまーにやるエクササイズよりもずっと効果的です。

ダイエットにおいて【摂取カロリー < 消費カロリー】は前提ですがそれを意識しすぎてカロリーばかり気にしていてもダイエットは上手くいきません。

食習慣や生活習慣が変わって感じる体調の変化や気持ちの変化にも目を向けて取り組んでいきましょう。

 

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